徹夜とコーヒーと朝焼け
課題の締め切りと試験勉強で久々に徹夜した。味のはっきりしないインスタントコーヒーを煎れ、チャットをしながら写真を切ったり貼ったり。BGMにはジョージベンソン。到底集中してるとは言えない環境の中妙にハイになって課題をやってた。徹夜をするとなぜこんな風に変にハイになるんだか。
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イギリスでインダストリアルデザイン専攻中
の日本人大学生、吉田巧による雑記帳。デザイン以外のことを多く書いています。デザイン作品は右のリンクからどうぞ。
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課題の締め切りと試験勉強で久々に徹夜した。味のはっきりしないインスタントコーヒーを煎れ、チャットをしながら写真を切ったり貼ったり。BGMにはジョージベンソン。到底集中してるとは言えない環境の中妙にハイになって課題をやってた。徹夜をするとなぜこんな風に変にハイになるんだか。
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今年最初の空手の練習があった。不定期に招かれる外部の高段者含め先生は全てイギリス人。そもそも日本人ではない事が逆にそうさせるのか、彼らの精神性には日本人以上に日本らしい側面がある。八段のジャクソン先生には一度瞑想や座禅の心まで説かれたことがある。 続きを読む »
先日、一時帰国していた母が録画してきた番組を観た。
NHK BS1、 「一瞬」の戦後史~スチール写真が記録した世界の60年~。
かのロバート・キャパをはじめとする写真家で結成されたグループ、マグナムの保管するおびただしい数のスチール写真から大戦後60年の歴史を辿る。
その中である一枚の写真に特に目を惹かれた。旧ユーゴスラビアで起きた紛争、民族浄化を大儀とするセルビア人による異教徒、異民族の虐殺のさなか撮られた一枚。写真にはあるイスラム教徒の家族の写真が写されていた。その四人家族の顔は皆ナイフで完全に削られ、さらに一人一人に一本の深く長い傷が縦に、全身を引き裂くように、入れられていた。番組は「理屈を越えた憎悪」と語っていた。
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-2004年12月8日付けのメモから
●民族の誇りってなんだろう。中国の人々は枝葉を意味する「支」という文字で祖国が呼ばれる事に怒りを抱くらしい。支那という呼称を嫌うのはそういう理由か。
その国の人である誇り。ある民族である誇り。人間である誇りだけじゃ不十分なんだろうな。
何かに属することを求め、そこから生まれる連帯感から安心感を得る。そういうことなのかな。
これもバランスなのだけど。属したいと同時に縛られたくもなく、その時々の気分で精神的に求めることがいくらでも可変する。
●世界をよくするために文字通り日夜や努力をしている人たちというのは本当に存在するものだね。すごいよなあ。でも何の分野であろうとそういう事を実現していくには「人」が必要なんだ。皆が主役。誰だってより良い世界になって欲しいと思っている。それが人が悪と、または善と叫ぶことであろうが、自分中心の事であろうが、他の人にとって迷惑な事だろうが、「そうなれば今よりいいのにな」という願望は必ずある。もしそこで「全員」に共通し得る望みを認めたならば、あとは主役である僕たち皆がその「なればいいな」をもう少し普段の暮らしと混ぜればいいんだ。
●ある個人や、特にこの場合「集団」を長期にわたって激しく憎む人たちは、一体「本当に」心底のその相手に消えて欲しいのだろうか。特に直接自分たちとは関わりがないが、相手の「属性」が主な憎悪の原因の場合。日本人を恨む中国人や、互いに憎しみ合うイスラエル、パレスチナの人たち。アメリカを憎むイスラム原理主義の一部の過激派。
一番良いのは、自分がその相手を嫌わせる一番の要因を取り除いた状態で自分の憎しみが楽しみに変わり、相手と共存出来ることだと信じる。
マズローの欲求階層など様々な形に分類、定義された人間の欲求があるけど、その中で俗に言われる三大欲求について考える。「食欲」、「睡眠欲」、そして「性欲」。ちなみに「性欲」は時に「排泄欲」とも言われるようだけど、それは食欲の結果として生まれる欲だという説から個人的には「性欲」の方がしっくりくる。
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イギリス英語のスラングに「pull」というのがある。スラング上の意味は「(舌の交わる)キスをする」。恋人とのキスではなく恋愛関係に無い相手とするキスの事を指すのだけど、イギリスはこのPullingがやたら多い。クラブやディスコに行けばまず間違いなくお目にかかる。
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課題に疲れた夜、部屋の照明を落とし、眠る前に熱いコーヒーを片手にハービー・ハンコックとチック・コリアの「いつか王子様が」のライブ収録を聴く。
珍しく天気の良い静かな午後、ベートーベンのワルトシュタインを聴き鳥肌を立て、モーツァルトの交響曲四十番を聴き、涙してはそれらの歴史に想いを馳せる。
週末友人とクラブに出かけ、バーで買ったボトルを両手に夜更け過ぎまで電子音楽を踊り狂う。
朝出かける前にミスチルをかけて口ずさむ。
それでいいのか。
それが、いいのだ。
この頃はそう思う。